神道の知識

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厄年

厄祓い

厄年とは、災難や障りが身に降りかかりやすい年のことです。

厄年を迎えると、神さまの御加護をいただいて災厄が身に振りかからないよう、神社にお参りして厄祓いします。

男性は25才・42才・61才、女性は19才・33才・37才が厄年にあたり、その前後を前厄・後厄と言います。中でも男性の42才は「死に」、女性の33才は「散々」に通ずるという語呂あわせから、大厄と言われています。





神社のお参りの仕方

神社に参拝する際の正式な作法です。手水の手順など、お参りの参考になさってください。

  • 一、 鳥居をくぐる前に会釈をします。
    ここで気持ちを引き締めてから境内に入りましょう。
  • 二、 手水舎の水で心身を清めます。
    このことを「手水をとる」といいます。
  • 三、 参道を通ってご神前へ進みます。
  • 四、 賽銭箱の前に立ったら会釈をし、神さまに捧げる真心のしるしとして、賽銭箱にお賽銭を入れます。
  • 五、 二拝二拍手一拝の作法で拝礼し、会釈をしてから退きます。

手水をとる作法

  • 一、 右手で柄杓(ひしゃく)を持ち、水を汲んで左手にかけ左手を清めます。
  • 二、 次に柄杓を左手に持ち替えて、同じように右手を清めます。
  • 三、 再び柄杓を右手に持ち、左の手のひらに水を受けて口をすすぎます。
  • 四、 口をすすぎ終えたら、もう一度水を左手に流します。
  • 五、 最後に水の入った柄杓を立て、柄に水を流してから伏せて置きます。

二拝二拍手一拝

二拝二拍手一拝参考画像
  • 一、 [二拝] 深いお辞儀(拝)を二回繰り返します。
  • 二、 [二拍手] 次に両手を胸の高さで合わせ、右手を少し手前に引き、肩幅程度に両手を開いて拍手を二回打ちます。
  • 三、 そのあとに両手をきちんと合わせながら心を込めて祈ります。
  • 四、 [一拝] 両手をおろし、最後にもう一度深いお辞儀(拝)をします。