当社は古来重殿権現社(じゅうどのごんげんしゃ)と呼ばれてきましたが、創立年代は不詳。明治6年4月村社として内間木神社と改称致しました。
明治40年には、上内間木字屋敷添の稲荷社と字厩尻(うまやじり)の厳島(いつくしま)社を境内社として合祀致しました。
現在の社殿は、昭和57年に旧社殿が昭和54年10月19日の台風20号により倒壊したため、建替えられました。旧社殿には、現在朝霞市の文化財に指定されている大絵馬が天井に所狭しと飾られていました。大絵馬は現在朝霞市の博物館に保管されています。
小字が松ノ木の由来は境内に千年を越す大きな松の木が昭和25年頃までそびえていた所から名付けられました。
御祭神は日本武尊(やまとたけるのみこと)です。第12代景行天皇の皇子で九州の熊襲(くまそ)を始め全国各地に転戦し平定致しました。有名な草薙剣(くさなぎのつるぎ)(三種の神器の一つ)は、日本武尊が駿河(静岡県)の焼津(やいづ)で賊の火責めに会った時、まわりの草を神剣で薙倒して難を逃れた事に由来します。